デザスク報告:「デザイン思考を深掘る② – コンセプトの立て方-」(2/26)
今回のデザスクのテーマは「デザイン思考を深掘る② – コンセプトの立て方- 」。
参加者は13名で、大学生から会社員、経営者の方まで幅広い層のみなさんにご参加いただきました。
【レクチャー】
コンセプトとは概念、軸のこと。
概念の意味を調べてみると、「ある物事や事象から共通する特徴や性質を抜き出し、抽象化してまとめたおおまかな意味や内容、共通する考え方のこと」。軸は「芯であり、複数のものを貫くもの」。
コンセプトには、新しい概念や考え方、切り口、商品や事業・会社のあり方、あるいは生き方、哲学、思想という意味も含まれるかもしれません。自分にしかできない価値を考え、商品や事業、会社にどう軸を通すかが大事です。
例)
ユニクロ:「ライフウェア」=生活の服(ファストファッションのGUと使い分け)
エアビー:「世界中を自分の居場所にする」
スターバックス:「サードプレイス/第3の場所」
事業を進めていく中で、コンセプトがずれてしまったと感じる時は、やりながら軸を変えてもOK。時代によってニーズも変わっていくので、一度決めたから守り続けるのではなく、市場と対話しながら積極的に変えていくことが大切です。
RWの場合、「社会のデザイン力を上げる会社」と表現しています。「デザイン会社」と表現するよりもわかりにくくなりますが、求める人には刺さりやすくなります。

【ワーク・発表タイム】
今回のお題は「新しいマグカップのコンセプトをデザインしてください」。
自分がどういう世界をつくりたいのかを踏まえてマグカップのデザインを考えると、よりコンセプトが尖っていきます。
▼コンセプトのつくりかた
・使う人を絞る/変える
・シーンを絞る/変える
・ニーズを探る
・用途を絞る/変える
・何かと何かを結合させる
・素材を絞る/変える
・ひっくり返す/裏返す

▼みなさんのアイデア
・「夜から朝までマグカップ」夜は湯たんぽとして使用して、朝に中の白湯が飲める。
・「マグカップにつけてあげる服」マグカップに個性を出せる、気分で見た目を変えられる。
・「適当が適度に変わるマグカップ」熱湯を入れても適度な温度になるカップ。
・「なんでもマグカップ」取っ手をつけたらなんでもマグカップになる。
・「ときめかないマグカップ」買ってしばらくしたら、日常に溶け込んでときめかなくなってしまうので、手型がついて育っていくマグカップを考えた。

【感想】
・ダーウィンの言葉で「変化できたら生き残る」を思い出した。
・忙しさを理由に新しい経験をすることを後回しにしてしまうと、自分の感性も鈍くなっていくので、今年はいろいろチャレンジしたい。
・「コンセプト=軸」だとわかった。動かす中で手がかりが見えてくる。
・コンセプトを立てたことがなかったから新鮮。価格を見てものを購入することが多いけど、作っている側も意識して見ていきたい。
・当たり前だと思っていることを意識すると見え方が変わると感じた。
・コンセプトを立てるのが苦手だったけど、もっと単純に考えればいいんだと思った。

【まとめ】
コンセプトで大事なのは、「概念であること、軸であること」です。貫通力を高めるためにコンセプトをつくり、そこに肉付をしていくことでより強いヤリとなって刺さるようになります。ミッションビジョン、事業のコンセプトも同じで、市場と対話しながら意味づけをし、どれだけ軸を強くできるかが重要です。
■次回以降のデザスク
毎月2回開催しています。
・ 3/26(木)19:00-21:00
「ロゴをベースにデザインを紐解く」
https://peatix.com/event/4894853
・4/6(月)19:00-21:00
「デザイン思考とブランディング」
https://peatix.com/event/4928010
・4/21(火) 19:00-21:00
「デザイン思考実践編 -みんなの案件持込み会-」
https://peatix.com/event/4928024

