デザスク報告:「デザイン思考実践編 -みんなの案件持込み会-」(5/26)
今回のデザスクのテーマは「デザイン思考実践編 -みんなの案件持込み会-」。
みなさんに日頃から関わっているお仕事の案件やプロジェクトなどを持ち込んでいただいて、デザイン思考を使って企画やアイデアを考えてみる会です。
参加者は
・左脳を使うことが多いので、右脳を使う練習をしたい
・デザイン思考、デザイン経営を勉強中
・営業や数字の管理が多いので、デザインを学びたい
・どんな案件があるか楽しみ
・自分が関わるイベントについて相談したい
・デザイナーがどんな発想しているのか知りたい
など案件を持ち込みたい人も、他の人の話を一緒に考えたい人も。

【レクチャー】
(デザイン思考のプロセス)
観察/探索 → 目的設定/意味づけ → 企画アイデア/ひも付け → プロトタイピング → 検証
ビジネスや課題解決における進み方には2つのタイプがあります。
・侵略者の歩き方=目的地や課題解決にまっすぐ最短距離で向かう
・原住民の歩き方=ぐるぐるしながら目的地に向かう
デザイン思考では「原住民の歩き方」のように、寄り道をしながらぐるぐると考えていきます。ブレずに考えていくためには、「なんのために行うのか」という目的設定が重要になります。

また、「観察/探索」の段階で、いかに多くの要素を集められるかも大切です。集めた情報の広さと多さが、そのまま解決策や打ち手のバリエーションの豊かさにつながります。
【ワーク・発表タイム】
今回は4名の方に考えたい案件を持ち寄っていただきました。
「店舗の価値の見つけ方」「まちづくり」「資源活用」「子ども向けの企画」など、多様なテーマが集まり、2人1組になって15分かけてじっくりヒアリング(観察)をしていきます。その後は観察を続けながら、「目的」や「企画」に落とし込んでいきました。

参加者の思考タイプには2パターンが見られました。
・誘導しないように、じっくり話を聞いてから最後にアウトプットするタイプ
・思いついた時にアウトプットして、対話しながら思考を深めていくタイプ
校長からは、どちらがいい悪いではなく、回数を重ねて慣れていくと自分に合ったスタイルが見つかっていくと助言がありました。
受動的に話を聞くだけでなく、こちらから独自の視点や提案をぶつけてみる。そのときの相手のリアクションや手応えを確かめることで、プロジェクトの本質的な目的や意図がクリアになっていきます。

【感想】
・仕事で担当している業務と共通する考え方が多かった。
・自分が無意識に直線的に考えていると気づいた。相手に質問することが多かったが、自分の「何これ」の感覚を大事にして、あえて脇道にそれてみたい。
・話を広げすぎて途中でわからなくなったけど、互いに質問しあうことで答えに近づいていく感覚があった。
・普段はお客さんの想いを引き出す立場だからこそ、自分がアウトプットしてみて気づくことがたくさんあった。一貫性が大事で、これがブランディングだと気づいた。
【まとめ】
大切なのは、まずじっくり「観察」すること。慣れないうちは、とにかくいろんな要素を引っ張り出すしかありませんが、「どこに着地させるか」というイメージを頭の片隅に置いて進めると、だんだん進むべき方向が見えてきます。場数を踏めば、最後まで形にしないで進めるか、途中で少しずつ形にするかといった、自分なりのスタイルも分かってきます。
デザイナーは初めて出会う業界の人と仕事をすることが多いです。だからこそ、あえて「素人目線」で探っていくことが強みになります。完璧にできあがってから見せるのではなく、まだアイデアが固まりきっていない「生煮え」の段階から、相手と一緒に「どうしていこうか」と考えていける関係性が理想です。
■次回以降のデザスク
毎月2回開催しています。
・6月17日(水)19:00〜
ミッションビジョンを整理しよう
https://peatix.com/event/5015481
・6月29日(月)18:30〜
デザイン思考実践編 -みんなの案件・プロジェクトを考えてみよう- in Cue
(会場はCue、開始時間が変更になります)
https://peatix.com/event/5015497
・7月13日(月)19:00〜 テーマ未定
・7月30日(木)19:00〜 テーマ未定

