デザスク報告:「ロゴをベースにデザインを紐解く」(3/26)
今回のデザスクのテーマは「ロゴをベースにデザインを紐解く」。
参加者は
・自分の名刺用にロゴを作ってみたい
・ロゴをどこから作ったらいいのかわからないので、詳しく知りたい
・最終的に見栄えで決まっちゃうことがあるけど、広義のデザインからどう作っていくといいのかを紐解きたい
など、デザイナーの方もいれば、ロゴや広義のデザインに興味があって参加された方も。

【レクチャー】
ロゴの種類は、マークのみ、 文字のみ、その両方の3パターンがあります。
例)マクドナルド(マークのみ)、無印良品(文字のみ)
デザイナーにロゴ制作を依頼したことがある人の中には、「シンプルなのになんでそんなに高いの?」と思った方もいるのではないでしょうか。ちなみに日本で一番高いと言われているのはNTTのロゴで、シンプルなのに制作費は億単位だったとか。
その理由は、「ロゴを作る=人格を決めること」だから。ロゴは会社やブランド、商品などすべての中心になります。頻繁に変えるものではなく「社長が変わったから、ロゴを新しくしたい」「新しいブランドを作りたい」など、節目のタイミングに依頼されることが多いです。
デザイナーがクライアントに伴走し、想いや哲学を丁寧に引き出して、会社のアイデンティティを規定した上でロゴを制作することになります。何度も対話を重ね、時間をかけてデザインに落とし込んでいくため、その対価として費用が高くなるのです。
「デザイナーさんが考えてくれた」のではなく「自分がつくった」と言えるくらい、デザイナーが相手の解像度を上げ、その手足となってロゴデザインに反映させることが大切です。

【ワーク・発表タイム】
参加者のみなさんに気になったロゴを持ち寄っていただき、どういう意図で作られたのかを紐解いていきます。「色ってどうやって選んでいるんだろう」「これまでに何度かロゴが変わっているよね」などと話しながら、スターバックスコーヒーやBlendy、自分の会社のロゴなどを一緒に深ぼっていきました。
また、タイヤメーカーのミシュランくんや、車の車体デザインの変化を辿りながら、アイデンティティをどう引き継いでいくかを考えました。

会社の中にいるとつい伝統のロゴを「守らなきゃ」と思ってしまいますが、ロゴを変えることで変化の証としてメッセージを伝えることができます。「何を持って自分たらしめているのか?」「アイデンティティって何だろう?」と丁寧に考え、ロゴと行動と会社の方向性を合わせることが大切です。
最後には、実際に自分のロゴを作ることにも挑戦してみました。

【感想】
・見えているのは氷山の一角で、裏でたくさん考えられているんだなと感じた。
・ものを作って最後にロゴを作っていたけど、早めの段階でロゴを考えたい。
・ロゴを作ることはお金がかかるけど、みんなで共通認識を持つことができるのでそれが価値になると感じた。
・ロゴを作るために半年〜1年以上かけて話している案件もあるけど、その過程がないと作れないとよくわかった。
・自分を表すロゴがほしいと思った。
【まとめ】
ロゴは「人格」「アイデンティティ」を指します。会社、事業、商品とロゴは密接につながっていて、そこに想いや価値が集約されています。ただデザインを作るのではなく、その会社のこれからの行動を決めるプロセスに伴走することになるので、「ロゴのデザイン=会社をデザインすること」とも言えます。
■次回以降のデザスク
毎月2回開催しています。
・4/21(火) 19:00-21:00
「デザイン思考実践編 -みんなの案件持込み会-」
https://peatix.com/event/4928024
・5月11日(月)19:00- デザイン経営を学ぶ
https://peatix.com/event/4958784
・5月26日(火)19:00- デザイン思考実践編 -みんなの案件持込み会-
https://peatix.com/event/4958817

